電子国土による地図(マウスでズリズリ、縮尺の変更とかできます)
 



この地図にもまだ描かれている
廃止されてから数十年の砂利採取線を辿る
僅か1km程度の短い引き込み線

探索日 2008年08月31日、追加取材 2008年09月01日-02日、再編集 2008年09月08日

後日調査で判明した点、レポの話の筋が変になったので、再々編集しました

 

今回の出発地はJR東海御殿場線の松田駅

山北駅も丸ポストだったんで流行っている(?)
のかと思ったが違うようだ
駅南側にある砂利降ろし用ホッパー、、
上から入れた砂利がジャリジャリと・・・
出てくるそうです
 
2008年09月01日 駅構内から撮影

砂利落とし込み口
 
2008年09月01日 駅構内から撮影

この機械なんだろう?

仮設電柱にメーター、
たぶんブレーカーBOX等は専門なんで判るんすが、
モーターウインチ??
 
2008年09月01日 駅構内から撮影

構内線はポイントすら現存してませんでした
 
矢倉沢踏切から御殿場側

交差しているのは県道712号松田停車場線

 
その県道上から松田駅側

草の中を走っているのは複線時代の下り線
 
2008年09月01日 追加

県道の下へ廻り込みます
草の中の線路は旧下り線です
 
2008年09月01日 追加

車両止めがありますが、下りレールは続いています

引き込み線はもっと手前から分岐してたのでしょう
奥の壁ギリギリの所、突き当たりには道床・・・・
えええええーーーーーーーーっっっっ!!!!!!
 
2008年09月01日 追加

奇跡ってあるんだなぁ
再訪して詳しく調べて良かった〜

幼稚園にブチ当たって終わっていますが
コレが砂利採取線の現存部分です
もう構内線とは言えないでしょう
法面なんて自然石っぽいぞー

 
2008年09月02日 追加

反対側にジャンプ

3条に見えますが、左内側は脱線防止レールです
レールは幼稚園の敷地でブッツリ切れてます
 
2008年09月02日 追加

レールの元を辿ると、信号BOX
もうレールは無いようです
 
2008年09月02日 追加

水路(?)越えの所で
橋桁のようなものは残ってないみたいです
 
幼稚園先の水路には橋が架かってました
橋桁の跡がある
 
橋桁跡から松田駅方面

引き込み線は県道交差の下から
幼稚園の中、○児を轢○○と変えつつ
駆け抜けていく
 
昔の航空写真で場所を確認

って本当に幼稚園の前に線路がありました

国土情報ウェブマッピングシステム
国土画像情報(カラー空中写真)/国土交通省
CKT-77-1/昭和52年度/C15A−4 から抜粋
 
橋桁跡から反対方向

ううっ、私有地っぽいトコに続いている
朝早くとはいえ、進入は厳しいなぁ
 
道路を廻って反対側

向こうからこっちに来る
そのままの線形が残っている
 
なぜなら、道路を挟んで続きがあるからなのだ

杭と針金で物々しいが、
ちゃんと抜けているので、普通に通る道なのだろう
車両は無理だが
 
そう、ここからがこの廃線跡ハイライト
堤体がそのまま残っている

一抹の不安があるが、
地元の人の道として活用されているらしい
 
右に畑や住宅を見
左は大きく落ち込む堤

かつてココを砂利満載のトロッコが
蒸気に引かれて走っていたのだ
 
その気持ちの良い堤体も、もう直ぐ終わり

 
水路のような川を持って終了
その前方には住宅地が広がる

 
川を超え、堤体側

橋桁をもってこの道は終わる
 
振り返れば、そこに鉄道があった事を
思わせるものは何ひとつ無い

真新しい住宅地が広がっている
 
住宅地に道路は延びているが、
過去の道を辿る事はない
 
住宅地を抜けると直ぐ酒匂川土手道
 
昔の航空写真で場所を確認

トロッコ?が写ってます

国土情報ウェブマッピングシステム
国土画像情報(カラー空中写真)/国土交通省
CKT-77-1/昭和52年度/C15A−4 から抜粋
 
航空写真に残る水門のようなものは
このサイホンです

 
丁度、このあたりが
砂利積込み場所だった
 
やはりこの住宅地に呑み込まれてしまった
まだ地図にも載っていない真新しい家々
 
オマケ

御近所探索とはいえ、オフ装備で来て正解
夏場の「道ぢゃないトコ」は色々大変です

調べれば調べるほど、色んなコトが出てくる
苦労したのは足元だけではありませんでした
 



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